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恐怖症とは

ある特定の対象や状況、場面に過度な恐怖を感じ、その恐怖によって生活や精神状態に支障が生じてしまう病気の総称です。高所や閉所、虫が怖いなど怖いものというのは誰しも少なからず持っていますが恐怖症ではその恐怖心の程度が過度であり、日常生活に支障をきたしてしまいます。また、パニック発作を呈してしまう事もあり、心身共に苦痛の強い症状により更に不安や恐怖を増幅することもあります。

恐怖の対象や状況

恐怖の対象や状況は様々ですが、代表的なものとして下記5つに分類されます。

動物クモ、ヘビ、犬 など
自然現象・環境雷、雨、暗闇 など
体や医療に関すること血液、注射などの尖っているもの、侵襲的な医療処置 など
特定の状況閉所、飛行機、エレベーター など
その他着ぐるみ、大きな音、嘔吐 など

恐怖症の原因

原因はまだ明確にはなっていませんが、下記3つの要因が影響しているのではないかと考えられています。

気質要因本人の性格的な特質
環境要因トラウマを生じるような出来事(例:動物に襲われるなど)の体験
遺伝要因親が動物や自然現象・環境に対する恐怖症である

恐怖症の症状

症状に個人差はありますが、多くの場合は下記のような複数の症状が同時に現れたりします。からだの症状が不安を更に増大させ、恐怖の対象への過度な緊張や回避が強まってしまう場合もあります。

  • 動悸
  • 息苦しさ
  • 多汗、冷や汗
  • 恐怖が強すぎて必要なことができない
  • 恐怖の対象のことが常に頭から離れない など

恐怖症の治療

恐怖症の治療は心理療法が有効とされていますが、場合によっては薬物治療を併用します。治療の目標としては、患者さんの症状が改善し、日常生活に支障をきたさない段階になることを目指していきます。

心理療法

主に暴露療法が用いられます。不安や恐怖が最も弱いものから、あえて順に暴露することで対象や状況から感じられる不安や恐怖を和らげる方法です。この段階的な練習では、決して無理をしないようにしながら、症状の回復状況にあわせて少しずつ経験を積み重ね、成功体験を通じて自信をつけていきます。

薬物療法

対症的な治療になりますが、耐えがたい不安や恐怖・パニック発作に対して抗不安薬などを使用することがあります。日常生活に支障をきたさないよう、症状に応じた細やかな薬剤調整を行います。

よくあるご質問(Q&A)

恐怖症とパニック障害の違いを教えてください。

恐怖症とパニック障害との違いは、パニック発作の出現するタイミングにあります。
パニック障害では何の前触れもなく突然発作が起こるのに対して、恐怖症は恐れを感じる特定の状況下でのみ症状が起こります。
パニック障害と恐怖症が併発する場合もあります。

よく発症する年代や性差はありますか?

通常10歳以前に発症します(遅くても成人期の初期に発症するのが一般的です)。
女性の方が男性よりも約2~3倍多いと言われています。

不安と恐怖の違いについて教えてください。

不安は、特定の対象がない恐れであり漠然とした感情です。これに対して恐怖は、特定の対象に対する恐れの感情であるという違いがあります。

恐怖症とは

ある特定の対象や状況、場面に過度な恐怖を感じ、その恐怖によって生活や精神状態に支障が生じてしまう病気の総称です。

高所や閉所、虫が怖いなど怖いものというのは誰しも少なからず持っていますが、恐怖症ではその恐怖心の程度が過度であり日常生活に支障をきたしてしまいます。

また、パニック発作を呈してしまう事もあり心身共に苦痛の強い症状により更に不安や恐怖を増幅することもあります。

恐怖の対象や状況

恐怖の対象や状況は様々ですが、代表的なものとして下記5つに分類されます。

動物クモ、ヘビ、犬 など
自然現象
・環境
雷、雨、暗闇 など
体や医療に
関すること
血液、注射などの尖っ
ているもの、侵襲的な
医療処置 など
特定の状況閉所、飛行機、
エレベーター など
その他着ぐるみ、嘔吐、
大きな音 など

恐怖症の原因

原因はまだ明確にはなっていませんが、下記3つの要因が影響しているのではないかと考えられています。

気質要因本人の性格的な特質
環境要因トラウマを生じる
ような出来事(例:
動物に襲われるなど)
の体験
環境要因親が動物や自然現象・
環境に対する恐怖症で
ある

恐怖症の症状

症状に個人差はありますが、多くの場合は下記のような複数の症状が同時に現れたりします。からだの症状が不安を更に増大させ恐怖の対象への過度な緊張や回避が強まってしまう場合もあります。

  • 動悸
  • 息苦しさ
  • 多汗、冷や汗
  • 恐怖が強すぎて必要なことができない
  • 恐怖の対象のことが常に頭から離れ
    ない 
    など

恐怖症の治療

恐怖症の治療は心理療法が有効とされていますが、場合によっては薬物治療を併用します。治療の目標としては、患者さんの症状が改善し日常生活に支障をきたさない段階になることを目指していきます。

心理療法

主に暴露療法が用いられます。不安や恐怖が最も弱いものから、あえて順に暴露することで対象や状況から感じられる不安や恐怖を和らげる方法です。この段階的な練習では、決して無理をしないようにしながら、症状の回復状況にあわせて少しずつ経験を積み重ね、成功体験を通じて自信をつけていきます。

薬物療法

対症的な治療になりますが、耐えがたい不安や恐怖・パニック発作に対して抗不安薬などを使用することがあります。日常生活に支障をきたさないよう、症状に応じた細やかな薬剤調整を行います。

よくあるご質問(Q&A)

恐怖症とパニック障害の違いを教えてください。

恐怖症とパニック障害との違いは、パニック発作の出現するタイミングにあります。
パニック障害では何の前触れもなく突然発作が起こるのに対して、恐怖症は恐れを感じる特定の状況下でのみ症状が起こります。
パニック障害と恐怖症が併発する場合もあります。

よく発症する年代や性差はありますか?

通常10歳以前に発症します(遅くても成人期の初期に発症するのが一般的です)。
女性の方が男性よりも約2~3倍多いと言われています。

不安と恐怖の違いについて教えてください。

不安は、特定の対象がない恐れであり漠然とした感情です。これに対して恐怖は、特定の対象に対する恐れの感情であるという違いがあります。

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