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治療方法

初診時に患者さんが抱えているこころの問題や病気の経過などを丁寧に伺い、からだの状態や患者さんのご希望にあわせて治療方針を決めて行きます。治療方法として、主に心理療法薬物療法があります。

心理療法

患者さんのこころのつらさや心配事などを丁寧に伺います。ご家族や身近な方には、相談しにくいこともあるかと思います。気持ちや考えが上手く整理できていなくてもかまいませんので、ご自身のペースでお話しください。お話しいただくことで気持ちが整理され、こころのつらさが和らぐといった効果もあります。プライバシーには十分に配慮しながらお話を伺います。安心してご相談ください。

(支持的精神療法)

支持的精神療法とは、患者さんの不安を批判や解釈することなく受容し、出来る限り理解しようと努めながらも、一貫して患者さんの苦しみを支え続けるという心理療法です。そのためには我々医療者の価値観を押し付けることなく、患者さんの個別性を尊重し、患者さんのこれまで生活してきた歴史を十分に傾聴させていただきます。医師や心理師が、患者さんとの対話を通してがんに伴う役割の変化、不安感や喪失感などの患者さんのこころの苦痛を和らげ、自分らしい日々を過ごせるようサポートします。

(認知行動療法)

認知行動療法(CBT:Cognitive Behavior Therapy)とは、認知(物事の考え方)に働きかけて気持ちを楽にする心理療法の一つです。がん患者さんのこころのつらさを生じさせる考え方・感じ方のパターンを見直して、物事の捉え方の幅を広げることでバランスの良い考え方・感じ方へと変える方法を学び、こころのつらさを和らげます。また、ストレス耐性を上げ、がんによってもたらされる様々なストレスに上手に対応できるこころの状態を作っていくことも目指します。

(行動活性化療法)

がんに罹患することで、今までと比べて活動が減ってしまい、気持ちが落ち込む日々が続き、また活動が減ってしまう…といった悪循環に陥っている患者さんは少なくありません。行動活性化療法(BA:Behavioral Activation)では、患者さんが大切にしている活動を一緒に整理し、その活動を促すことによって悪循環から脱却し、気持ちの落ち込みを改善することを目指していきます

薬物療法

日々の生活で生じる不眠や不安に対しては、薬物療法を用います。気持ちを安定させることで治療が円滑に進められるようになります。薬については、医師の指導のもと適切に使用していただければ、大きなサポートになります。副作用や依存性など、少しでも気になる点があれば、遠慮なくご相談ださい。ご希望に応じて、漢方薬の処方も可能です。

よくあるご質問(Q&A)

初めて受診する際に何か準備は必要ですか?

具体的に必要なものは「初診の方へ」のページをご参照ください。その他、特にご準備いただく必要はありませんが、診察の際に聞きたいこと(例えば、病気や治療の見通し、日常生活、仕事・学業のこと等)、伝えておきたいこと(例えば、どのような症状で困っているか、現在服用されているお薬について等)を事前にメモしてお持ちになられるとスムーズです。

お薬だけ処方してもらうことはできますか?

お薬のみの処方はできません。再診の方でも、必ず診察したうえで必要なお薬を処方させていただきます。

初診時に、患者さんが抱えているこころの問題や病気の経過などを丁寧に伺い、からだの状態や患者さんのご希望にあわせて治療方針を決めて行きます。治療方法として、主に心理療法薬物療法があります。

心理療法

患者さんのこころのつらさや心配事などを丁寧に伺います。ご家族や身近な方には、相談しにくいこともあるかと思います。気持ちや考えが上手く整理できていなくてもかまいませんので、ご自身のペースでお話しください。お話しいただくことで気持ちが整理され、こころのつらさが和らぐといった効果もあります。プライバシーには十分に配慮しながらお話を伺います。安心してご相談ください。

(支持的精神療法)

支持的精神療法とは、患者さんの不安を批判や解釈することなく受容し、出来る限り理解しようと努めながらも、一貫して患者さんの苦しみを支え続けるという心理療法です。そのためには我々医療者の価値観を押し付けることなく、患者さんの個別性を尊重し、患者さんのこれまで生活してきた歴史を十分に傾聴させていただきます。医師や心理師が、患者さんとの対話を通してがんに伴う役割の変化、不安感や喪失感などの患者さんのこころの苦痛を和らげ、自分らしい日々を過ごせるようサポートします。

(認知行動療法)

認知行動療法(CBT:Cognitive Behavior Therapy)とは、認知(物事の考え方)に働きかけて気持ちを楽にする心理療法の一つです。がん患者さんのこころのつらさを生じさせる考え方・感じ方のパターンを見直して、物事の捉え方の幅を広げることでバランスの良い考え方・感じ方へと変える方法を学び、こころのつらさを和らげます。また、ストレス耐性を上げ、がんによってもたらされる様々なストレスに上手に対応できるこころの状態を作っていくことも目指します。

(行動活性化療法)

がんに罹患することで、今までと比べて活動が減ってしまい、気持ちが落ち込む日々が続き、また活動が減ってしまう…といった悪循環に陥っている患者さんは少なくありません。行動活性化療法(BA:Behavioral Activation)では、患者さんが大切にしている活動を一緒に整理し、その活動を促すことによって悪循環から脱却し、気持ちの落ち込みを改善することを目指していきます

薬物療法

日々の生活で生じる不眠や不安に対しては、薬物療法を用います。気持ちを安定させることで治療が円滑に進められるようになります。薬については、医師の指導のもと適切に使用していただければ、大きなサポートになります。副作用や依存性など、少しでも気になる点があれば、遠慮なくご相談ださい。ご希望に応じて、漢方薬の処方も可能です。

よくあるご質問(Q&A)

初めて受診する際に何か準備は必要ですか?

具体的に必要なものは「初診の方へ」のページをご参照ください。その他、特にご準備いただく必要はありませんが、診察の際に聞きたいこと(例えば、病気や治療の見通し、日常生活、仕事・学業のこと等)、伝えておきたいこと(例えば、どのような症状で困っているか、現在服用されているお薬について等)を事前にメモしてお持ちになられるとスムーズです。

お薬だけ処方してもらうことはできますか?

お薬のみの処方はできません。再診の方でも、必ず診察したうえで必要なお薬を処方させていただきます。

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