大切なご家族が病気になることに伴う心理的苦痛は、患者さん本人と同じくらいか、それ以上と言われています。ご家族は「一番つらいのは本人だから」と自分自身の思いや感情を心の中にしまい込みがちです。また、これまでの家庭内での役割に加え、患者さんの生活面でのケアや経済面でのサポートなどたくさんの役割が求められ、ご家族は心身ともに大きなストレスを抱えやすくなります。そのため心身に不調をきたしてしまうことも少なくありません。このようなことから、ご家族は「第二の患者」とも言われ心身の不調に対するケアが必要になる場合も珍しくありません。
「患者さんが治療で大変な時期に、自分が病院に行くなんて」「自分のことは後回しで良い」と自分自身のケアを後回しにするなど自身のための時間を過ごすことに抵抗を感じたり、後ろめたい気持ちになっているご家族も少なくありません。しかし、患者さん本人をサポートするためにも、ご家族自身のこころの状態をケアすることはとても大切なことです。
・
当院では、ご家族がこころの悩みや困りごとをお話しできる場として、家族ケア外来(家族相談)を行っています。お話を伺いながら、気持ちの整理をお手伝いしたり、困りごとに対して一緒に解決策を考えたりすることで、つらさを和らげ患者さんに寄り添いながら自分らしい日々を過ごせるようサポートします。「病気になった家族をどうサポートしたらよいのか」「どんな言葉をかけたらよいのか」などの悩みについてもご相談に乗らせていただきます。どのようなことでも遠慮なくご相談いただければと思います。
以下の症状や状態が続いている方は、ご相談ください。
- 気分が落ち込んで、元気が出ない
- 疲弊感が強く、身体がだるい
- つらい気持ちを話す相手がいない
- 食欲がない
- 眠れない など
家族ケア外来(家族相談)に関する監修記事
がん患者の家族が知っておくべき“心構え”とは? 診断時の受け止め方や注意点を医師が伝授(Medical DOC) – Yahoo!ニュース
よくあるご質問(Q&A)
家族(患者さん)をサポートする上で、自分自身に対して気を付けることはありますか?
患者さんのことを大切に思う気持ちとともに、ご自身のことも大切にしてください。患者さんをサポートするためには、ご自身のこころと体が満たされていることが大切です。そのため、普段からご自身がリラックスできる時間を持つことを心がけてください。ご自身がほっとしたり、楽しむことがことが出来る時間を持つことは、患者さんをサポートしていく上でとても大切なことです。
気分の落ち込みが続いていますが、どのくらい続いていたら受診した方が良いでしょうか?
気分の落ち込みや不眠など心身の不調が2週間以上続いている場合は受診することをお勧めします。また、生活に支障が出ている場合は早めに受診しましょう。
家族(患者さん)にどのように接すれば良いのでしょうか?
変に特別扱いせずに、なるべくこれまで通りと変わらない態度でコミュニケーションをとることを心がけましょう。変に特別扱いすると、患者さんの孤立感を深めてしまう場合があります。患者さんが出来ること・したいことを無理のない範囲で尊重し、必要なサポートをしましょう。
大切なご家族が病気になることに伴う心理的苦痛は、患者さん本人と同じくらいか、それ以上と言われています。
・
ご家族は「一番つらいのは本人だから」と自分自身の思いや感情を心の中にしまい込みがちです。また、これまでの家庭内での役割に加え患者さんの生活面でのケアや経済面でのサポートなどたくさんの役割が求められ、ご家族は心身ともに大きなストレスを抱えやすくなります。そのため、心身に不調をきたしてしまうことも少なくありません。
・
このようなことから、ご家族は「第二の患者」とも言われ心身の不調に対するケアが必要になる場合も珍しくありません。「患者さんが治療で大変な時期に、自分が病院に行くなんて」「自分のことは後回しで良い」と自分自身のケアを後回しにするなど自身のための時間を過ごすことに抵抗を感じたり、後ろめたい気持ちになっているご家族も少なくありません。
・
しかし、患者さん本人をサポートするためにも、ご家族自身のこころの状態をケアすることはとても大切なことです。
・
当院では、ご家族がこころの悩みや困りごとをお話しできる場として家族ケア外来(家族相談)を行っています。お話を伺いながら気持ちの整理をお手伝いしたり、困りごとに対して一緒に解決策を考えたりすることで、つらさを和らげ、患者さんに寄り添いながら自分らしい日々を過ごせるようサポートします。
・
「病気になった家族をどうサポートしたらよいのか」「どんな言葉をかけたらよいのか」などの悩みについてもご相談に乗らせていただきます。ぜひ遠慮なくご相談いただければと思います。
以下の症状や状態が続いている方は、ご相談ください。
- 気分が落ち込んで、元気が出ない
- 疲弊感が強く、身体がだるい
- つらい気持ちを話す相手がいない
- 食欲がない
- 眠れない など
家族ケア外来(家族相談)に関する監修記事
がん患者の家族が知っておくべき“心構え”とは? 診断時の受け止め方や注意点を医師が伝授(Medical DOC) – Yahoo!ニュース
よくあるご質問(Q&A)
家族(患者さん)をサポートする上で、自分自身に対して気を付けることはありますか?
患者さんのことを大切に思う気持ちとともに、ご自身のことも大切にしてください。患者さんをサポートするためには、ご自身のこころと体が満たされていることが大切です。そのため、普段からご自身がリラックスできる時間を持つことを心がけてください。ご自身がほっとしたり、楽しむことがことが出来る時間を持つことは、患者さんをサポートしていく上でとても大切なことです。
気分の落ち込みが続いていますが、どのくらい続いていたら受診した方が良いでしょうか?
気分の落ち込みや不眠など心身の不調が2週間以上続いている場合は受診することをお勧めします。また、生活に支障が出ている場合は早めに受診しましょう。
家族(患者さん)にどのように接すれば良いのでしょうか?
変に特別扱いせずに、なるべくこれまで通りと変わらない態度でコミュニケーションをとることを心がけましょう。変に特別扱いすると、患者さんの孤立感を深めてしまう場合があります。患者さんが出来ること・したいことを無理のない範囲で尊重し、必要なサポートをしましょう。